2013年02月28日

ヒッチコック


高校生の時、深夜映画の「サイコ」を観て
ファンになりました。
熱狂的なファンをヒチコキアンと言います。

現在の、映画のスリラーやアクションの
基礎を作った元祖とも言えます。

僕が特に好きな映画は
「見知らぬ乗客」
「レべッカ」
「裏窓」
ですが
TV番組のヒッチコック劇場も面白かった
です。

映像技術も、アメリカやフランスの今の
監督に大きな影響を与えています。

昨年「ヒッチコック」という映画が
アンソニー・ホプキンス主演で
作られたみたいですが、公開が
楽しみですね。

万能川柳に

「サスペンスいつも危険な場所に逃げ」
           (ぼケの花さん)

ではまた。
  


Posted by しんちゃん at 11:39Comments(0)映画

2013年02月27日

松岡青羅

播磨ゆかりの俳人のひとりです。
松岡青羅は、姫路藩士でしたが
不祥事のため、姫路藩をリストラされ
俳人として各地を吟遊します。

28歳の時、加古川を訪れ、
大庄屋の庇護を受け
栗本庵を建ててもらい
俳諧師として活躍します。

青羅の作った栗の本社は
3000人も弟子ができ
多くの俳人を世に出しました。

・秋雨や一羽烏の帰るそら

・秋の蝶いかなる花を夜の宿

・ながむれば海また海や秋の暮れ

ではまた。

  


Posted by しんちゃん at 12:34Comments(0)俳句

2013年02月26日

ビール酵母


25年前、すごく体調を崩した時に
いろいろ試した末に、たどりついた
のが、ビール酵母でした。
その当時は、精神的にも体力的にも
ひどく10kgは痩せました。

某ビール会社のビール酵母を飲み
2か月ぐらいで体重が戻り
精神的には、上司や妻の助けで
なんとか切り抜けました。
ありがとうございました。

ビール酵母には
ビタミンB群をはじめ、各種のミネラル
核酸、アミノ酸、食物繊維が含まれ
ます。

日本では、戦時中に上官などに支給
され、健康を維持していたという
歴史もあります。

僕も、その日の体調に応じて量を
調整したりしています。
25年も続いたのは、やはり1日に
数10円という安価な理由もあった
かもしれません。

万能川柳に

「健康のためより金がなく歩く」
          (でけそこないさん)

ではまた。
  


Posted by しんちゃん at 13:22Comments(2)カラダ

2013年02月25日

幸せ

万能川柳に

「幸せは来ずにしわ寄せばかり来る」
(只乃愚痴さん)

「くらべなきゃけっこう幸せ我が人生」
(たまちゃん)

「ストレスか幸せなのかこの脂肪」
(佐藤陽子さん)

「幸せと気づいたことが幸せね」
(柏原のミミさん)

「手のふしとふしを合わせて不幸せ」
(川島杏さん)

金がもっとあったら
病気や痛いのが治ったら
嫌いな人がいなくなったら
売り上げがもっと上がったら
もっと美人美男になったら

幸せになれるかな

ではまた。  


Posted by しんちゃん at 22:11Comments(0)川柳

2013年02月25日

時実新子

亡くなられる前に、神戸新聞の
川柳の選者をやられていて
3句ほど採っていただきました。
ありがとうございました。

時実新子さんは、岡山生まれですが
姫路にも住んでいました。
エッセイなどでは、姫路のたこ焼きや
御座候が顔を出します。

田辺聖子さんから「川柳の与謝野晶子」
と呼ばれ、川柳では珍しく「有夫恋」と
いう句集でベストセラーになりました。

句風は、エロティズムにあふれ、過激な
描写もありますが、今でも多くのファンが
います。
疾風のごとく、昭和の時代を駆け抜けてきた
女性です。

・妻をころしてゆらりゆらりと訪ね来よ

・ふたたびの男女となりぬ春の泥

・どうぞあなたも孤独であってほしい雨

ではまた。



  


Posted by しんちゃん at 13:58Comments(0)川柳

2013年02月24日

神鋼ラグビー

本日のラグビーの決勝戦は、
神戸製鋼がサントリーに負けました。

ラグビーも、全盛期を過ぎると
盛り返すのは難しいですが
神戸製鋼は、土俵の俵に片足が
掛かった状態で、頑張っていると
思います。

来年は、絶対優勝できます。

今日は、思い切り酒を飲み楽しん
でください。

万能川柳に

「一芸とギャグをみがいたラグビー部」
(左俊江さん)

僕の俳句

「ラグビーや倒され天地さかさまに」

ではまた。
  


Posted by しんちゃん at 18:25Comments(0)スポーツ

2013年02月24日

山崎方代

大正3年に山梨県に生まれた歌人です。
「漂泊の歌人」とか呼ばれ、山頭火とか
放哉に通じています。

死んでから人気が出てきて
歌風はペーソスとユーモアにあふれ、
親しみやすいです。

方代は戦争で左目を失い、
放浪の戦後を迎えます。

僕の親父も戦争で負傷しました。
戦争は、多くの人に翳を落としています。

代表歌に

・こんなところに釘が一本打たれていて
いじればほとりと落ちてしもうた

・こんなにも湯呑茶碗はあたたかく
しどろもどろに吾はおるなり

・うつし世の闇にむかっておおけなく
山崎方代と呼んでみにけり

・人生はまったくもって可笑しくて
眠っている間のしののめである

万能川柳に

「もめたって戦争だけはしないでね」
             (紅金魚さん)

ではまた。  


Posted by しんちゃん at 12:52Comments(0)短歌

2013年02月23日

小林一茶


1763年に、長野県に生まれました。
小林一茶は、約2万句の俳句を作りました。

藤沢周平の「一茶」では、かなりえげつない
人物として描かれています。

高砂の豪商であり俳人の田中布舟宅に、
宿泊した記録もあります。

今の時代にも通じる、面白い俳句が
いっぱいあります。

(春の俳句)

・雪とけて村いっぱいの子どもかな

・大根(だいこ)引き大根で道を教へけり

・めでたさも中位(ちゅうくらい)なりおらが春

・われと来て遊べや親のない雀

・やせ蛙まけるな一茶これにあり

高砂を題材にした俳句

(曽根の松で)

・散松葉 昔ながらの掃除番

(石の宝殿で)

・十かへりの花 いくかへりの石室かよ

万能川柳に

「そこのけと一茶も中八やってるね」
          (植木英夫さん)

ではまた。 
  


Posted by しんちゃん at 12:53Comments(0)俳句

2013年02月22日

菖蒲池古墳


昨日の新聞に
菖蒲池古墳に石敷き遺構が発見と。

菖蒲池古墳は、謎の多い終末期古墳です。
石室内には、ふたつの家形石棺があります。
材質は、高砂の伊保山の竜山石と言われて
います。

この石棺は、日本では珍しいもので、屋根には
棟飾りがあり、内部は漆の黒塗りと言われてい
ます。
僕は、播磨では、この形の石棺は小型ですが、
3棺見たことがあります。

石棺は、舟で伊保山から加古川を出て瀬戸内海に
そして大和の国に運搬されたと思われます。
天皇か、強力な権力を持った人物が係わったと
思われます。

大和地方に採用された播磨系石材は総称して
竜山石と呼ばれますが。
加西の高室や加古川の升田山の石も含まれます。
高室石は、大王の石棺と呼ばれる長持形石棺に
使用されています。

一句

「遺体でも古墳からなら許される」
             (ひねのりさん)

ではまた。  


Posted by しんちゃん at 11:58Comments(0)家形石棺

2013年02月21日

尾崎放哉


明治18年に、鳥取県で生まれた俳人です。
種田山頭火とならぶ自由律俳句のもっとも
著名な俳人のひとりです。

東大出身の超エリートですが、女とか酒で
道をはずします。
須磨寺や小豆島の寺で寺守をしますが
相当酒癖が悪く、近所の人に迷惑をか
けたみたいです。

動の山頭火、静の放哉と言われています。
俳句は、無常観や諧謔性を帯び、今の人
にもファンの数が多いです。

代表句に

・咳をしても一人

・いれものがない両手でうける

・こんなよい月を一人で見て寝る

・一人の道が暮れて来た

・夫婦でくしゃみして笑った

・にくい顔思い出し石ころをける

・これでもう外に動かないでも死なれる

ではまた。  


Posted by しんちゃん at 11:36Comments(0)俳句

2013年02月20日

喫茶店

本日、短歌が毎日新聞に載りました。
ありがとうございます。

「悪いのはすべて私という声に
聴き耳たてている喫茶店」

喫茶店には、週に3回ぐらい行くかな。
数年前に、家内といった喫茶店の後ろの
席の、カップルの声が聞こえてきました。
こちらの話は、一旦中断して詳しい内容
まで聞かせてもらいました。

喫茶店では
男女の別れ話、おばちゃんの芸能ネタ
会社員の上司の悪口、老人の政治ネタ
刑事の小声、女性の恋愛話、詐欺師の
儲け話など、いろいろ聞かせてもらい
ました。

僕の場合は、このように川柳や短歌の
ネタにしますから
僕のようなおっちゃんに注意してくだ
さい。

万能川柳に

「別れなどないわ出会いもないのにさ」
(でけそこないさん)

ではまた。  


Posted by しんちゃん at 13:22Comments(0)短歌

2013年02月19日

しょうが

ニンニクとともに、風邪の時
お世話になったしょうがです。

日本では、奈良時代に栽培が
始まったそうです。
漢方薬にも多く入っています。

「しょうがは百邪を防御する」と
言われ、体温を上げ、代謝を良く
します。

寿司屋にある「がり」は魚のくさみを
とり、殺菌効果もあるそうです。
生で食べるより、干したものの方が
効果があると聞いたことがあります。

人間は、体温が一度上がると免疫力が
アップすると言います。
普段から運動やしょうがなどの食材を
摂っておくことが大事ですね。

一句

「しょうがない世界が僕に合ってない」

ではまた。


  


Posted by しんちゃん at 11:25Comments(0)カラダ

2013年02月18日

祭り

本日、神戸新聞に短歌が載りました。
ありがとうございます。

「病み上がり祭り囃子が終わっても
身体の奥でトトントトンと」

入院していた病室では、まわりの
街の音がよく聞こえました。
犬の声、園児の歓声、風や雨の音
電車の音など。

祭り囃子の太鼓の練習の音などは
心臓音と連動するのか、終っても
余韻として、いつまでも鳴っている
気がしました。

ひな祭りも近いですね。
僕の、三歳の孫はひなちゃんです。
元気にね!

万能川柳から

「流しびなくるりとこちら振り返り」
(水原節子さん)

ではまた。
  


Posted by しんちゃん at 09:39Comments(0)短歌

2013年02月17日

ニンニク

やっと風邪が抜けてきました。
2日前から、ニンニクを食べてから、
特に良くなりました。

ニンニクは
中国では、宋の時代から漢方として
利用され、日本では、戦後から洋食や
中華料理に入れられたみたいです。

香りはアリシンという硫化アリルの
成分で、ビタミンB1の吸収を高め、
疲労回復効果をもたらし、
脳の働きを活性化させます。

その他に
血液の汚れや滞りを改善させる作用
が高く、コレステロールを低下さし
胃がんの予防にもなるそうです。

昨日、神戸製鋼ラグビーが勝ち、
久しぶりに決勝に駒を進めました。
試合での、スクラムの中は、たぶん
ニンニクの臭いが充満していたこと
でしょう。

一句

「黄色いとビタミン効果あるとみる」

ではまた。
  


Posted by しんちゃん at 14:44Comments(0)カラダ

2013年02月16日

大塩駅

開業は、大正12年です。
大塩天満宮の秋祭りの獅子舞は
無形文化財にも指定されています。

大塩には平安時代から塩田があった
と言われ、日本最古の製塩の歴史が
あるそうです。

50年前は、曽根駅から大塩に向かう
電車から見る、塩田の枝条架は、
ひとつの風物詩でした。

ノジギクの群生地を牧野富太郎博士が
発見したのは大正時代でした。日本の
野性菊では、もっとも美しいと言われい
ます。

一句

「途中下車しようか迷う野菊かな」

ではまた。
  


Posted by しんちゃん at 12:18Comments(0)地域

2013年02月15日

種田山頭火


僕の散歩コースに、播州山頭火句碑の里
があります。
高砂市消防署のちょっと西です。

山頭火は、俳句を8万句あまり詠んだと言われ
ています。
自由律俳句といわれ、五・七・五ではないです。

酒癖によって身を持ち崩した、波乱万丈の人生
ですが、今でも多くのファンがいます。

・あの雲がおとした雨にぬれている

・いつも一人で赤とんぼ

・うしろすがたしぐれてゆくか

・ころり寝ころべば青空

・さてどちらへ行かう風がふく

・山あれば山を観る

・分け入っても分け入っても青い山

ではまた。



  


Posted by しんちゃん at 12:01Comments(0)地域

2013年02月14日

荒井駅

大正12年開業です。
東洋一と言われた、陸軍大阪砲兵廠
播磨製造所が終戦まであったそう
です。

10月は荒井神社の秋祭りです。
江戸時代から伝わる「にわか太鼓」
は、曽我兄弟や義経の寸劇が
呼び物です。


先日の脱線事故は、ショックでした。
僕も、よく利用していた駅や踏切で
したので。


明日は、我が身です。
他人事と思わず、踏切や交差点では、
注意して渡りましょう。

それと、人災、天災など 各個人で
想定し、備えることが大事である
と思いました。

ではまた。  


Posted by しんちゃん at 11:40Comments(0)地域

2013年02月13日

植山古墳


今日の新聞で
奈良県の植山古墳の石室の石材が崩落
したとの記事がありました。

植山古墳は、6世紀末の推古天皇の墓と
言われています。
崩れた石材は、高砂の竜山石かどうか
分かりません。

上記の写真の
古墳内にある、扉を設けるため敷いた
しきみ石は竜山石だと言われています。

竜山石の扉の一部は、八咫烏神社や
春日神社の境内にある踏み石などに
持ち出され使われています。

石室には、九州の阿蘇山のピンク石で
できた家形石棺もあり、当時の天皇の
影響力の広さもかいま見えます。

飛鳥地方の古墳や寺院の石材に高砂の
竜山石が多く使用されています。
飛鳥を訪れる時に、頭の隅に置いておくと
楽しいものですね。

万能川柳に

「埴輪が驚いた顔で掘り出され」
          (北村鋭利庵さん)

ではまた。  


Posted by しんちゃん at 11:04Comments(0)家形石棺

2013年02月12日

高砂駅

大正12年開業です。
昭和59年まで、国鉄の高砂北口が
ありました。
小学生の頃、国鉄で鶴林寺に遠足に
行った思い出があります。

名勝の高砂神社にある「相生の松」は
和合長寿の象徴として大切にされてい
ます。

昭和35年に姿を消した高砂海水浴場で
潮干狩りをした思い出がおぼろげにあり
ます。

高砂町には、映画館が3館あり、お弁当を
食べけながら観た思い出があります。

駅前は、企業に乗り降りする人で
賑わっていましたが、自動車の普及などで、
今は淋しいものです。

一首

「道標の左高砂右姫路
やや傾いて雨に濡れけり」

ではまた。  


Posted by しんちゃん at 05:47Comments(0)地域

2013年02月11日

風邪

とうとう風邪にかかりました。
先日、家内が、インフルエンザ
A型にかかり、うつされたみたい
です。

普段から、サプリや運動もよくし
免疫力もあると自慢していたのに
家内は、自業自得と笑っています。

風邪にかかる前の予防法は
粘液の分泌を助けるビタミンA
これは、人参ジュースに多くふくまれます。
免疫力を強め、感染を防ぐ
ビタミンCを多めに摂るなどです。

その他
セキやのどの痛みを緩和する
ツボがあります。
合谷と言って、親指と人差し指の
付け根にあるツボです。
反対の親指で、強く指圧すると
よく効きます。

僕は、今日は安静にして寝ますわ。

万能川柳から

「ただの」とも「万病の」ともいえる風邪
(布施幸子さん)

風邪の床くらしの音がよく聞こえ
(野地タカ子さん)

ではまた。





  


Posted by しんちゃん at 11:07Comments(0)カラダ