2011年01月25日

ロスタイム

先日、毎日新聞に短歌が載りました。
感謝、感謝です。

「1点差いやに長いなロスタイム逃げる心に隙間出てくる」

現在、アジア大会で日本代表ががんばっています。
サッカーのロスタイムには、過去のドーハの悲劇のように
いろいろなドラマがありました。

チームスポーツでは、ときに土壇場があります。
こんな場面では、老獪なベテランがいるチームが強いです。
時間稼ぎで、怪我をした振り、反則ぎりぎりのプレーなど。
しかしそれよりも、僅差で勝っている時は、逃げる気持をはねのけ
攻撃して、追加点を取りにいく気持がいい結果を生むみたいです。

今日の韓国戦、がんばってください!
  


Posted by しんちゃん at 12:20Comments(0)短歌

2011年01月23日

竹馬

先日、サンデー毎日に俳句が載りました。
兼題の季語は「竹馬」でした。
選者の高橋章子先生、ありがとうございます。

「竹馬やプラスチックにふしはなし」

竹馬は、江戸時代に始まった遊びです。
僕の子供時代は本物の竹でしたが
今の子供の竹馬はプラスチックでできています。

「竹馬やいろはにほへとちりぢりに」
             (久保田万太郎)

冬の夕暮れ、竹馬に乗って遊んでいた子供たちが
1人去り、2人去りしてちりぢりになってしまったという
冬の日の一風景を描いたものです。  


Posted by しんちゃん at 12:24Comments(0)俳句

2011年01月20日

かいつぶり

先日、神戸新聞に俳句が載りました。
ありがとうございます。

「輪を残し別の宇宙にかいつぶり」

加古川の平荘湖の周りを歩いていると
湖面にガンやカイツブリやバンなどが観察できます。
カイツブリは、人やワシに気づくと素早く潜ります。
ヒナは目のまわりに模様があり可愛いですね。

「かいつぶりさびしくなればくぐりけり」
                 (日野草城)

キリリリリと、よく響く声も悲しく美しいです。

  


Posted by しんちゃん at 12:03Comments(0)俳句