2010年09月28日

忘れる

昨日、俳句が神戸新聞に載りました。
ありがとうございます。

「何回も忘れては聞くジギタリス」

花の名前をよく忘れ
園芸の仕事をしている妻によく聞きます。
特に、外国産の花は憶えるのは難しいです。

「忘れる」というと
幸せな気分というのは、あっという間に過ぎるが
悪い事は、長いこと心に居座っています。
この社会、「忘れる」という能力も必要ですね。

万能川柳に

「花好きの母花好きの娘に育て」
            (小林貞子さん)

  


Posted by しんちゃん at 12:32Comments(0)俳句

2010年09月23日

秋の夜

先日、俳句がサンデー毎日に載りました。
兼題は「秋の夜」で、選者は写真家の浅井慎平さんでした。
ありがとうございます。

「寝返りを悟られぬよう秋の夜」

年に、何回か眠れない夜があります。
喧嘩をしたり、酒を飲みすぎたり、悩みがあったり。

あんまり寝ようとがんばらず
朝まで起きていようと腹を括ると
不思議に寝てしまっていたりします。

万能川柳に

「また来てね妻の寝言で眠られず」
               (寿寿さん)

秋の夜は、気持ちよく寝たいですね!  


Posted by しんちゃん at 17:24Comments(0)俳句

2010年09月21日

昨日、川柳が神戸新聞に載りました。
お題は「雨」でした。
ありがとうございます。

「倦怠の背広姿に浸みる雨」

人生には、雨の日も晴れの日もあります。
とにかく生きていると、社会の評価が気になるものです。
どちらかと言えば、悪い評価の方が多いようですが。
悪い時は、静かに耐え。
いい時は、静かに感謝しましょう。


万能川柳に

「高いツアー安いツアーも今日は雨」
              (寺田稔さん)

すごい雨も、時間が経てば止んでいきます。  


Posted by しんちゃん at 09:47Comments(0)川柳

2010年09月16日

三四郎

先日、サンデー毎日に俳句が載りました。
兼題は、秋の季語「すすき」でした。
選者のみなみらんぼうさん
ありがとうございます。

「三四郎駆け抜けていくすすきかな」

黒澤明監督の名作「姿三四郎」のラストシーンは
芒原(すすきはら)の中での決闘だったと思います。
三四郎は、必殺の得意技「山嵐」で
強豪を次々に破っていきます。

現代でも、自分流の得意技があると
少しの不幸や逆境があっても
なんとか、乗り越えていけそうですね。  


Posted by しんちゃん at 09:08Comments(0)俳句