2009年02月28日

卒業式

万能川柳に、こんな句が

「明日も又会える気がした卒業式」
                  (さくらの妻さん)

卒業式に友達と、「また会おう」と言って何10年も会ってないです。
バレー部やラグビー部の同期は、なんとか葬式やOB会で会うことがありますが
クラスメートは、ほとんど会っていないです。
50代になると、男は欠けていく事がちょくちょくあるので
今のうち、少し努力して会いたいですね。

「入学児鼻紙折りて持たせけり」
                (杉田久女)

「卒業」「入学」は、俳句では春の季語です。
会うは、別れの始まりと言いますが
喜びと悲しみが交差しますね。

一句

「母きれい少し嬉しい入学式」

  卒業、入学、おめでとう!  


Posted by しんちゃん at 18:39Comments(0)俳句

2009年02月22日

鶯(うぐいす)

先日、神戸新聞に川柳が載りました。
ありがとうございました。

「逆チョコかホワイトデーはどうするの」

お菓子業界も、いろいろ考えますね。

「鶯や柳のうしろ藪の前」
            (芭蕉)

春になると鶯のいい声が聞こえます。
探してみるが、肉眼では見たことがありません。
梅に鶯というが、梅の近くで見たのはメジロでした。
異名も多く、春告鳥、黄粉鳥、花見鳥などと言うそうです。

一句

「鶯が目白の裏で腹話術」

鶯を探しに森に行きましょう!

  


Posted by しんちゃん at 18:30Comments(0)川柳

2009年02月18日

雪解け

「雪とけて村一ぱいの子ども哉」
                 (一茶)

「雪解け」は、春の季語です。
昨日は、和田山の方へ配送に行きました。
雪が降っていましたが、道路は凍結していなくて走りやすく
雪景色を楽しみながら仕事をしました。
小林一茶の、この句の眼差しは
不遇の境遇と裏腹に、穏やかで慈愛に満ちています。

一句

「雪解けや戻らぬ仲もよしとする」

寒いですが、春は少しづつ近づいています!
  


Posted by しんちゃん at 14:43Comments(0)俳句

2009年02月13日

春一番

「春一番山を過ぎゆく山の音」
                (藤原滋章)

今日、日本に春一番が来るそうです。
俳句の歳時記を見ると
春になって最初に吹く南風で
気象庁がつけた言葉でなく
漁民たちに使われていた風の名が由来で
春二番、春三番、春四番もあるそうです。

僕も、一句

「いいことは何もないけど春一番」

春一番は、春さきの災害のもとになります。
先日、近くの竜山に山火事がありました。
火のもとに注意しましょう!

  


Posted by しんちゃん at 13:39Comments(0)俳句

2009年02月08日

タイガース

ひさしぶりに、神戸新聞に川柳が載りました。
ありがとうございました。

「夏までは 2位でいいのよ タイガース」

スポーツも人生も、すこしリードすると守りの姿勢になります。
逃げようとか、守ろうとすると消極的な気持が出てきます。
挑戦者の気持を常に持ちたいですね。

万能川柳に、こんな句が

「ドンマイと エラーした奴 言っている」
                  (北村鋭利庵さん)

あの長嶋選手が言いそうな川柳ですね。
3塁手の長嶋選手はファインプレーはよくしたが
真正面のゴロはよくエラーしていたようです。
お客は、そのすべてを楽しんでいました。

最後に、僕の川柳

「出足が遅れたために ファインプレー」

激賞されると恥ずかしいですね。

   がんばれ、タイガース!  


Posted by しんちゃん at 14:10Comments(0)川柳