2009年01月24日

冬晴(ふゆばれ)

今日は、さわやかな冬晴ですね。
裏日本の豊岡方面に配送に行くので
表日本が晴れているのに
裏日本に雪が降っていたり、霧が出ていたり、曇っていたり
驚くことが多いです。

「冬晴や朝かと思う昼寝ざめ」
              (日野草城)

「冬晴」や「冬日和(ふゆびより)」は、歳時記では冬の季語です。
昼寝から起きると、ここはどことか
今は何時やとか、瞬間びっくりすることがありますね。

万能川柳に、こんな句が

「麻酔銃撃たれたように妻昼寝」
              (サザエさん)

僕の俳句

「冬晴やまわした腰がやわらかい」

冬の公園の
ラジオ体操か、恋人たちの風景か
いろいろ、想像してください。

こんな寒い日の夜は、熱燗でカラダを温めましょう!


  


Posted by しんちゃん at 13:06Comments(0)俳句

2009年01月20日

ラグビー

「走る走る走るラグビーの男」
           (秋山巳之流)

俳句では、ラグビーは冬の季語です。
ひたむきに走る姿が見えるような句ですね。

僕は、大学を出てから10年ぐらい
神戸クラブというラグビーチームに所属していました。
今では、クラブで全国優勝した有名な六甲クラブと
兵庫県で、その頃、優勝を争っていました。
神戸クラブは近畿の国体などに出場したりして
いいチームでした。
僕はフランカーというポジションで出ていて
週一回のゲームはすごく楽しかったです。
今では、いい思い出です。

「ラグビーや敵(かたき)の汗に触れて組む」
                     (日野草城)

僕も、一句

「ラグビーや倒され天地さかさまに」

神戸クラブ、がんばってね!  


Posted by しんちゃん at 07:42Comments(0)俳句

2009年01月14日

大雪

昨日は、豊岡方面に配送に行きました。
朝は、和田山から大雪で、
道路は、アイスバーン状態でした。
ときどき、雷が鳴り、氷状の霰も降りました。

20年ほど前は、車には鉄製のチェーンを巻いていたが
この頃の車は、スノータイヤを履いていて
随分、便利になったものです。
しかし、帰りの生野峠などで、
大型トラックが滑って、渋滞が起こり
長く、待たされました。


僕の川柳

「渋滞の情報聞くがそこにいる」

有名な俳句

「いくたびも雪の深さを尋ねけり」
               (正岡子規)

俳人で歌人の正岡子規が、病床で詠んだ俳句だそうです。
子規は、野球が好きで、ベースボールの野球用語を日本語に訳しました。
野球殿堂入りもしているそうです。

万能川柳に、こんな句が

「テレビより打球を飛ばすラジオアナ」
               (貸話屋さん)

   雪の日は、ゆっくり走りましょう!
  


Posted by しんちゃん at 14:34Comments(0)俳句

2009年01月08日

年賀状

ひさしぶりに、神戸新聞に川柳が載りました。
ありがとうございました。

「1通は知らない人が年賀状」

何年も会ってない友達からの年賀状も嬉しいものです。
ちょっと前まで学生で、ラグビーをしていた同級生に
孫ができたという報告には驚きました。
時がたつのは早く、夢のように過ぎていきますね。

万能川柳に、こんな句が

「年賀状来年こそと書いちゃった」
                  (老忠さん)

没になった川柳

「戦争の中止を願う初詣」

いろいろ理由があるようですが
戦争は止めてほしいですね。

  


Posted by しんちゃん at 17:17Comments(0)川柳

2009年01月04日

河川敷

今日の午前中
加古川の河川敷をウォーキングしたところ
多くの野鳥に出会いました。
モズ、ホオジロ、ヒバリ、カワラヒワ、カイツブリ
カンムリカイツブリ、カワウ、キンクロハジロ
ヒドリガモ、セキレイなど
天気が良かったので元気に遊んでいました。

俳人永田耕衣が勤めていた三菱製紙が近くにあり
たぶん耕衣も、この辺を散歩していたことでしょう。

「寒雀母死なしむること残る」
               (永田耕衣)

「初風を懐(ふところ)に抱きはばたける」
               (渡辺良恵)

元旦に吹く風を初風と言います。
今年は、鳥が飛び立つように
思いっきり、羽ばたきたいですね!  


Posted by しんちゃん at 17:42Comments(0)俳句

2009年01月03日

初運

ジャンボ宝くじが当たりました。
といっても、下2ケタの3000円です。
喜んでいると、妻が「何ぼで買ったん」
僕が「3000円や」と言うと
軽く妻は「アホちゃうん」と言いました。

まあ、10日間いい夢を見ました。
それに、道を外さなくて済んだとホッとしました。

新年は、この俳句から

「正月のまっすぐのびてあすなろう」
                  (鈴木六林男)

翌檜(あすなろ)はヒノキ科の木です。
「明日には檜(ひのき)になろう」という意から
あすなろと名づけられました。
少しでも、りっぱな檜になってみせるという
強い志が感じられる俳句です。

僕も一句

「去年今年生きてることにおめでとう」

皆様、楽しい正月を送ってください!  


Posted by しんちゃん at 17:33Comments(0)俳句