2013年02月21日

尾崎放哉


明治18年に、鳥取県で生まれた俳人です。
種田山頭火とならぶ自由律俳句のもっとも
著名な俳人のひとりです。

東大出身の超エリートですが、女とか酒で
道をはずします。
須磨寺や小豆島の寺で寺守をしますが
相当酒癖が悪く、近所の人に迷惑をか
けたみたいです。

動の山頭火、静の放哉と言われています。
俳句は、無常観や諧謔性を帯び、今の人
にもファンの数が多いです。

代表句に

・咳をしても一人

・いれものがない両手でうける

・こんなよい月を一人で見て寝る

・一人の道が暮れて来た

・夫婦でくしゃみして笑った

・にくい顔思い出し石ころをける

・これでもう外に動かないでも死なれる

ではまた。  


Posted by しんちゃん at 11:36Comments(0)俳句