2013年02月21日
◆尾崎放哉
明治18年に、鳥取県で生まれた俳人です。
種田山頭火とならぶ自由律俳句のもっとも
著名な俳人のひとりです。
東大出身の超エリートですが、女とか酒で
道をはずします。
須磨寺や小豆島の寺で寺守をしますが
相当酒癖が悪く、近所の人に迷惑をか
けたみたいです。
動の山頭火、静の放哉と言われています。
俳句は、無常観や諧謔性を帯び、今の人
にもファンの数が多いです。
代表句に
・咳をしても一人
・いれものがない両手でうける
・こんなよい月を一人で見て寝る
・一人の道が暮れて来た
・夫婦でくしゃみして笑った
・にくい顔思い出し石ころをける
・これでもう外に動かないでも死なれる
ではまた。