2013年02月23日
◆小林一茶
1763年に、長野県に生まれました。
小林一茶は、約2万句の俳句を作りました。
藤沢周平の「一茶」では、かなりえげつない
人物として描かれています。
高砂の豪商であり俳人の田中布舟宅に、
宿泊した記録もあります。
今の時代にも通じる、面白い俳句が
いっぱいあります。
(春の俳句)
・雪とけて村いっぱいの子どもかな
・大根(だいこ)引き大根で道を教へけり
・めでたさも中位(ちゅうくらい)なりおらが春
・われと来て遊べや親のない雀
・やせ蛙まけるな一茶これにあり
高砂を題材にした俳句
(曽根の松で)
・散松葉 昔ながらの掃除番
(石の宝殿で)
・十かへりの花 いくかへりの石室かよ
万能川柳に
「そこのけと一茶も中八やってるね」
(植木英夫さん)
ではまた。