2013年01月13日

私小説

小説には私小説という分野があります。
古くは、太宰治 島崎藤村 坂口安吾などの小説家が
有名です。
昨年、西村賢太さんが芥川賞を取りました。
僕も「苦役列車」などすべての著作を読みました。
主人公の自暴自棄な生活、自業自得な性格に
読んでいて「このクズが!」とつぶやいてしまいました。
しかし、自己を客観的に表現できる筆力は凄いと感じました。
次回の作品が楽しみです。

私小説で姫路で有名な作家と言えば車谷長吉さんです。
直木賞を取った「赤目四十八瀧心中未遂」は映画化され
非常に面白かったです。
私小説は、現実に自分のまわりに起こったことを表現
するために友人 知人からかなりの非難を車谷さんは
あびたみたいです。

車谷長吉さんに「灘の男」という作品があります。
戦後の姫路の飾磨の企業家を描いた作品です。
映画化も検討されたようですが過激すぎて
断わられたそうです。
姫路の戦後の歴史を知りたい人は必見です。

万能川柳に

「粉飾のない自分史があるやろか」
(琴更屁坊さん)

ではまた。

  


Posted by しんちゃん at 12:48Comments(0)