2013年03月09日

◆司馬史観

司馬遼太郎は
播磨ゆかりの作家と言われています。

というのは
祖父が、姫路の広という村に生まれたと
いう理由があるみたいです。
祖父は算学が得意でした。
江戸末期の広という村のあたりは珠算や
和算が庶民に浸透していた地域だったと
言います。

僕は、二十歳くらいから司馬遼太郎を
読み始めました。
高校までの教科書の日本史と違い
その時代の空気や人物の体温が
感じられました。

浜村淳のラジオではないが
「その現場にいたんか!」と
突っ込みをいれながらも読んで
いました。

いろいろ著名人の批判の記事も
多いですが
司馬史観と言われる著作は
昭和の戦後の暗い世相を
肯定的に明るくしてくれたひとり
でもありました。

時代小説はフィクションですが
ひとつの作品を書くのに
司馬遼太郎は、多くの金を使い
古書店街から、トラック一台分の
関連書籍を購入したという
エピソードもあります。

そろそろ
司馬遼太郎の好きな
菜の花が瀬戸内に咲きます。

今でも、多くのすばらしい作品を
私たちは、楽しんでいます。
ありがとうございました。

川柳に

「年号をおぼえただけの歴史学」
          (大西雅風さん)

ではまた。



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Posted by しんちゃん at 11:42│Comments(0)地域
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