2013年06月29日
◆蕭白(2)
蕭白は、高砂市伊保崎の大庄屋
中村家に数年にわたって滞在した
との伝えもあります。
奇怪を極めた「寒山拾得図屏風」
も、同地で描かれたものらしいで
す。
直線を重ねた岩は、宝殿の切石
にも見えます。
この地で描かれたという「雲龍図」
も、竜山という土地にヒントを得た
のかもしれません。
蕭白は、京都の染物屋でしたが
絵師として京都の画壇から一時受
け入れらず、伊勢と播磨を遊学して
いたみたいです。
日本でいちばんエキセントリックな
絵師である曽我蕭白の足跡を辿る
のも楽しいかもしれません。
ではまた。
Posted by しんちゃん at 15:23│Comments(0)
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