2013年04月10日

三木露風


播磨ゆかりの詩人三木露風は
1889年(明治22年)
龍野市に生まれました。

童謡の「赤とんぼ」は
全国の人に口ずさまれる
突出した一作です。

閑谷(しずたに)学校の先輩
有本芳水を追って
明治40年に早稲田大学に
入学しました。

上田敏の「芸苑」に作品を
発表して象徴派詩人として
スタートをきります。

童謡「赤とんぼ」は
故郷で幼き頃
母との別離があり
その哀感が行間に
漂っていると言われて
います。

夕焼小焼の、赤とんぼ
負われて見たのは、いつの日か

山の畑の、桑の実を
小籠(こかご)に摘んだは、まぼろしか

十五で姐(ねえ)やは、嫁に行き
お里のたよりも、絶えはてた

夕焼小焼の、赤とんぼ
とまっているよ、竿(さお)の先

ではまた。






  


Posted by しんちゃん at 12:56Comments(0)地域