2013年03月27日

◆華麗

華麗
高砂と加古川の境に
高御座(たかみくら)という山があります。
播磨富士とも呼ばれ
神話や民話にも登場する
伝説の山です。

大正10年(1920年)に
高御座の頂上からグライダーで
飛んだ青年がいます。
志方出身の播州鉄道の設計士の
渡辺信二さん(当時21歳)です。

5人の友人とグライダーの機材を
持ち上げ、頂上で組み立てたと
思われます。
約300メートルを30秒飛んだと
記録にあります。

僕は高御座を何回かラグビーの
練習を兼ね登ったことがありますが
結構、急な坂で機材を持ち上げるの
は大変だったと思います。
それに、あんな高い所から飛び降りる
なんて、山の神様もあきれていたかも
しれません。

その後
信二さんは日本航空輸送研究所に
入り、民間人で初めてという
三等水上飛行士の免許を取ったと
言います。

JR加古川の開通や
高砂海水浴場開きなどの
祝賀飛行も引き受けました。

26歳の時、大阪から高松への
郵便飛行中に神戸の山林で
墜落死しました。

関西いや日本で初めて
自製グライダーで飛んだ人物とも
言われています。

映画「華麗なるヒコーキ野郎」の
日本人版ですね。

ではまた。





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Posted by しんちゃん at 12:27│Comments(1)地域
この記事へのコメント
訂正です

高御座→高御位です。

加古川検定落ちますね。

ではまた。
Posted by しんちゃん at 2013年03月27日 14:37
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