2011年12月16日

◆振り返る

早いですが今年に、入選した作品です。
ありがとうございます。

(川柳)

「しんしんと胸のあたりに雪の音」

「毎日がスペシャルだらけ番組欄」

「パーティーの恋海風と去っていき」

「袖カバーパソコンの世に姿消し」

「皮膚と皮膚電気の走る頃あって」

(俳句)

「短日や嫉妬ばかりに費やして」

「輪を残し別の宇宙にカイツブリ」

「竹馬やプラスチックにふしはなし」

「臆病に時は流れて春の雨」

「ポインセチア弱音をほろりつぶやいて」

「泣くぐらいいいじゃないのとわさび漬け」

「釣堀やなるようにしかならなくて」

「終電のブレーキあたり雷匂ふ」

「文月や恋の行方も影が差し」

「色恋を少しは思い林檎剥く」

「半眼のまま過ごして木菟の森」

(短歌)

「1点差いやに長いなロスタイム逃げる心に隙間でてくる」

「耕すとジョウビタキやってくる放ったミミズくわえ飛び去った」

「痛いのは肩甲骨の内側や電気マッサージ届かないなあ」

「屋根裏にあるレコードが暑すぎてフニャフニャなんかになっているかな」

「暑い夏打ち水がわりにボサノバを部屋に流してぼんやりしてる」

「青春と言えば言えるがラグビーのあの合宿の狂気の夏に」

今年は、反省することも多かったが
家族が健康でいられたことに、感謝感謝です。

ではまた。

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Posted by しんちゃん at 13:04│Comments(0)川柳
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