2009年05月24日

◆夏の川

「海になるために急げり夏の川」
             (鈴木六林男)

どんな川でも山から海に向かって流れています。
やがて、海に注いだ水は、雲になり雨となり山や陸に戻ります。
この循環は、私達の人生のあり方のようです。

江戸時代、僕の住む高砂は商品の集積地で
千石船、北前船が北海道や江戸を往復し商いをしていました。
加古川から、米などの物産を高瀬船で高砂に運んできたそうです。
昔の人は、今よりずっと川が生活に密着していました。

一句

「峠越え流れが変わる夏の川」

日本海方面に配送によく行きます。
生野峠を過ぎ、円山川に着くと加古川と流れが逆になります。
あたりまえの事ですが、すこし感動しました。
自然の中には小さな発見がまだまだありますね。


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Posted by しんちゃん at 16:27│Comments(0)俳句
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