2013年06月04日
◆棟方志功
テレビの「なんでも鑑定団」で志功の
版画が出ることがあります。
本物なら、一枚数100万円の鑑定
になっているものもあります。
「高砂ゆかりの人々」という本で
棟方志功は、高砂に数十回も来て
いると。
志功は、倉敷の大原氏と親交が
あったため、その行き帰りに高砂
に寄ったみたいです。
加古川の俳人の永田耕衣とも
交流があり、昭和25年に
句集「猫の足」の17首を版画
にしています。
高砂神社や鶴林寺や浄土寺等を
見て回り「鶴林寺で飲んだラムネは
一生忘れられない味」と自ら語って
いるそうです。
なまめかしい、ふっくらぽっちゃりした
「女人観世音」は、棟方志功の面白い
一つの表現と言われています。
猫の足に惚るる如きは風邪心地
(永田耕衣)
ではまた。