2013年06月04日

棟方志功


テレビの「なんでも鑑定団」で志功の
版画が出ることがあります。
本物なら、一枚数100万円の鑑定
になっているものもあります。

「高砂ゆかりの人々」という本で
棟方志功は、高砂に数十回も来て
いると。

志功は、倉敷の大原氏と親交が
あったため、その行き帰りに高砂
に寄ったみたいです。

加古川の俳人の永田耕衣とも
交流があり、昭和25年に
句集「猫の足」の17首を版画
にしています。

高砂神社や鶴林寺や浄土寺等を
見て回り「鶴林寺で飲んだラムネは
一生忘れられない味」と自ら語って
いるそうです。

なまめかしい、ふっくらぽっちゃりした
「女人観世音」は、棟方志功の面白い
一つの表現と言われています。

猫の足に惚るる如きは風邪心地
         (永田耕衣)

ではまた。
  


Posted by しんちゃん at 17:26Comments(0)地域