2013年03月04日

瀧瓢水

奇人と言われた俳諧師・瀧瓢水は
1684年に加古川で生まれました。
奇人というのは、引き継いだ廻船問屋
に精を出さず、俳句によって没落させ
た逸話が残ることからか。

「浜までは海女も蓑(みの)着る
時雨(しぐれ)かな」

瓢水のこの句は
川柳みたいでユーモアがありますが、
示唆に富んでいます。

プロで一流と言われる人は、道具や
身体を、大事にします。
どうせ、汚れるからとか、傷つく
からとゲームをする前にスパイク
を自分で磨かない選手は大成しな
いみたいです。

明智光秀も刑場に連れていかれる
前に、柿の差し入れがあったが
「腹を壊すのでいらない」と。

親から貰った身体は死ぬ間際まで
大事にしたいですね。

川柳に

「一流が行って二流が来る野球」
(高橋春雄)

ではまた。
  


Posted by しんちゃん at 11:50Comments(0)俳句