2013年03月01日
◆橋本忍
橋本忍さんは、1918年に神崎郡市川町に
生まれました。
黒澤明監督の「羅生門」「生きる」「七人の侍」
などの脚本家として多くの功績を残しています。
僕が、高校の時に映画会があり
上映されたのが「砂の器」でした。
すごく感動した思い出があります。
後で知ったのですが
この松本清張の「砂の器」のシナリオを
書いたのが橋本忍さんでした。
映画は脚本が命と言います。
黒澤明が、奇跡的な作品を世界に出した
のは、橋本忍さんの影の力があったから
であると思います。
著作の「複眼の映像 私と黒澤明」には
姫路の工場のサラリーマンから、
脚本家に転身したいきさつや
黒澤明との出会いなどが
描かれた興味深い著書です。
現在94歳になられても、
まだシナリオを書かれています。
生きた伝説みたいな人ですね。
万能川柳に
「外国の評価で日本映画観る」
(のびたさん)
ではまた。