2007年09月07日

藤原京

本日の神戸新聞で
奈良県の藤原京の大極殿の階段の石が見つかった記事がありました。

その11個の石材が、高砂の竜山石であると
地元には、有名な二上山の石があるにもかかわらず
飛鳥時代の権力者は、竜山石を採用した。
大きなミステリーである。

飛鳥時代には、
古墳の石棺や飛鳥大仏の台座、平城京の羅城門にも採用されており
霊界と生界を境界する為の石であったと思われる。

その石を運ぶのに、数千の人間がかかわったようで
たぶん、権力者の威光をあらわすため
祭りのように盛大な儀式で運ばれたと推測されます。

飛鳥時代と竜山石の関係を想像するのはおもしろい事です。



  


Posted by しんちゃん at 22:08Comments(0)地域