2008年12月10日

「フィクサー」

最近は、レンタルビデオ屋で
月に、10本程度DVDを借ります。

先日、「フィクサー」というビデオを借りました。
主演は、ジョージ・クルー二ーで
日本では、いまいち人気がないようですが、いい役者です。

内容は、薬品会社の汚職にかかわり
巻き込まれていく主人公が、苦闘する
社会派サスペンスです。

脇役に、名監督シドニー・ポラックが出ています。
あの名作「追憶」「愛と哀しみの果て」の監督で
渋い演技をしていました。

クルーニーは、
こういった、都会的でスタイリッシュな映画では
輝きが増します。

最近、観た映画では、
「潜水服は蝶の夢を見る」
「迷子の警察音楽隊」
がよかったです。

一句

「枯野から ジャン・ギャバンが むくと立つ」

   秋の夜長、いい映画を楽しみましょう!  


Posted by しんちゃん at 13:06Comments(0)映画

2008年10月16日

ラグビーボール

今は、ラグビーのシーズンです。
こんな句を作ってみました。

「ラグビーボール どっちに転ぶか わからない」

僕の若い時、ラグビー界には、
釜石の松尾、同志社の平尾、その後に早稲田の今泉など
スターが多くいました。
花園のラグビー場によく行きましたが
彼らは、輝いて見えました。

ロンドンの五輪は、7人制のラグビーが採用される噂が。
日本代表は、7人制なら世界に通用するかもしれません。

俳句では、ラグビーは冬の季語です。

「ラグビーの頬傷ほてる海見ては」
              (寺山修司)

「ラガー等のそのかち歌のみち”かけれ」
              (横山白虹)

最後は、僕の短歌で

「一瞬の夢を抱きてボール追い 駆け抜けていくラガーマンたち」

サッカーも面白いが、ラグビーも面白いよ!  


Posted by しんちゃん at 09:40Comments(0)映画

2007年12月16日

12月12日の神戸新聞に川柳が載りました。
題は「燃える」でした。
ありがとうございました。

「燃えつきた欲望少し残ってた」

人間の欲は、食欲、性欲、名誉欲など多くあります。
欲望が、人間の進化を促してきたとも言えます。
しかし、欲望のため、戦争や不幸なども起こっています。

「足るを知る」という言葉がありますが
生きているかぎり、欲を捨てることはできないみたいですね。

この川柳のなかの欲ぐらいは許してください。

「ミニを追うオレの視線を追うワイフ」
  


Posted by しんちゃん at 14:24Comments(0)映画

2007年06月18日

「スクリーン」

小学生の時、日曜日は家族で
淀川長冶の日曜洋画劇場を見ていました。
亡き父は、戦前はよく神戸で映画を見ていたそうです。

そんなに家は金持ちでないが
本屋では、「つけ」がきき、「スクリーン」などよく読んでいました。
その中の名物コーナーが
双葉十三郎の「ぼくの採点表」でした。
今でも、昔の映画を見る時、参考にします。

学生時代は、授業をさぼって
神戸の名画座で時間をつぶしていました。
年間300本は見ていました。
成績が悪いはずです。

僕の影響で長男も映画が好きみたいです。

「枯野から ジャン・ギャバンが むくと立つ」
               (サンデー毎日 2006/11/20)

  


Posted by しんちゃん at 21:51Comments(0)映画

2007年05月29日

「クイーン」

昨日、シネ・リーブル神戸で「クイーン」を観ました。
監督は、あの「危険な関係」のスティーヴン・フリアーズ。

内容は、ダイアナ元妃事件に揺れるイギリス王室。
名優へレン・ミレンがエリザベス女王に扮しています。

映画は、ドキュメンタリー風に進んでいきますが
エリザベス女王の、王室を守ろうとする苦悩と
強い意志が前面に出ています。

特に、自ら運転し、自らの意思で政府に発言し
人生も、人間性に満ちています。

決して、自由でない生活を勇気で切り開いた人と思いました。
それと、ときどき見せるイギリスジョークは秀逸です。  


Posted by しんちゃん at 16:44Comments(0)映画

2007年05月03日

「ブラッド・ダイヤモンド」

マイカル加古川の「スパイダーマン3」が混雑していたので
一期一会さんのブログで紹介されていたと思い出し
「ブラッド・ダイヤモンド」に変更して観ました。

ストーリーは社会的問題も提起されテンポもよく
面白かったです。
共演のジェニファー・コネリーは演技はともかく
まだまだ、お美しいです。
あの瞳に、世の男性はだまされるみたい。

最近の映画館の料金はどこでも
夫婦で片方が50歳以上だと、ひとり1000円です。
今日、利用しました。

私の映画館でのオシッコが近いことが、このブログで
次男の友人にばれたようで、次男に笑われましたが
今日の私の前立腺は大丈夫でした。

「オシッコが 朝起きるのを 助けてる」
   (万能川柳 2004/2/22)

こらまた、失礼しました。
             
  


Posted by しんちゃん at 17:00Comments(5)映画

2007年04月21日

サッド・ムービー

ビデオで観ました。
4年前は、週に一回映画館に行っていましたが
オシッコが近くなり、最近は週3本のDVD鑑賞です。

映画は、8人の別れをテーマに
ユーモアと涙の軽いタッチのストーリーです。
俳優も福山雅治をでっかくしたような「消しゴム」のチェン・ウソン
その他、韓国を代表する俳優も勢ぞろいです。

「出会いは 別れの始まりとも言うね」

  


Posted by しんちゃん at 18:26Comments(2)映画

2007年04月19日

お見合い

ビデオで「お遊さま」を観ました。
溝口健二監督の1951年公開の作品です。
若い骨董商(堀雄二)が、見合い相手のお静(乙羽信子)の
付き添い人(田中絹代)に惚れたために起こる苦悩の人生を描いています。

若い頃、ラグビーばかりしていた僕に心配して
親戚が見合い話しをよく持ってきて
何回か見合いをしました。
付添い人が美しい人の時があり
映画に似た経験もあります。
僕は、お見合いも日本のいい伝統と思っています。

「できちゃったよりお見合いに驚かれ」

  


Posted by しんちゃん at 19:58Comments(2)映画

2007年04月05日

「祇園囃子」

ビデオで観ました。
また溝口健二の映画です。
先週の「祇園の姉妹」と同じ芸妓の世界ですが
「祇園囃子」の方がランクが上の芸妓のようです。

若尾文子が愛らしく
浪花千栄子の貫禄ある演技が
心に残りました。
男たちの、接待の話もなかなか面白いです。


  


Posted by しんちゃん at 20:17Comments(1)映画

2007年03月26日

溝口健二

ビデオ屋を覗くと、なんと溝口監督の特集が。
「祇園の姉妹」「噂の女」「赤線地帯」
大人借りをしました。

置屋の女将役の田中絹代、若き日の山田五十鈴
みんな、きらきら輝いていました。
職人溝口は、すごい監督です。

  


Posted by しんちゃん at 22:48Comments(1)映画

2007年03月24日

「単騎、千里を走る」

ビデオで観ました。
チャン・イーモウ監督で高倉健が主演です。
チャン・イーモウは、「HERO」や「LOVERS」といった
大作より、このような人情物のほうが実力を発揮します。

高倉健も76歳にもなって、まだまだ元気です。
私の今年に入社した会社の社長も77歳でバリバリ仕事をしています。
高倉健に元気をもらいました。
ありがとうございます。

  


Posted by しんちゃん at 17:47Comments(0)映画

2007年03月18日

「カポーティ」

ビデオで観ました。
主演は、フィリップ・シーモア・ホフマンです。
ホフマンは、ゲイ役や小悪党の役を演じたら絶品です。
脇役に、クリス・クーパー、ボブ・バラボンなど渋い役者をいれています。
アメリカ映画は、ホフマンなど脇役が豊富なのが強みです。

今月の私は、川柳、俳句の入選がありません。
投稿は続けているのですが
この世界は甘くはないですね。

「しょうがない 世界が僕に 合ってない」


  


Posted by しんちゃん at 12:57Comments(1)映画

2007年02月19日

「ぼくの瞳の光」

ビデオで観ました。
監督は、イタリアのピッチョー二です。
特に、女優のチェッカレッリはドヌーブやバーグマンに似た
存在感のある魅力的な女優です。
クラシック映画のファンは、必見です。
「映画のように愛せない」も、いい顔をしていました。
自己チューな紹介でした。

  


Posted by しんちゃん at 23:38Comments(1)映画

2007年02月11日

「胡同のひまわり」

ビデオで観ました。
監督は、「こころの湯」で多くの賞を取った、中国のチャン・ヤンです。
北京オリンピックの開催で、壊されていく胡同(フートン)の街並と
文化大革命から現在までの親子の人生の移り変わりを
見事に描いています。
日本人の私達も、何かなつかしさを感じるところがあります。
最近の中国映画は、質が高い映画がよく生まれます。
今の日本映画もがんばって欲しいものです。

「世界中 親子の愛は 変わらない」

  


Posted by しんちゃん at 23:47Comments(1)映画

2007年02月04日

「グエルム 漢江の怪物」

ビデオで観ました。
トラックぐらいの大きさの怪物が出てきて面白い映画です。
俳優も僕の好きなソン・ガンホ、ぺ・ドゥナが出ていました。
ソン・ガンホは、どこにでもいる普通のおっちゃんの顔をしているが
「殺人の追憶」「反側王」など演技はすごくうまいです。
女優のぺ・ドゥナも「吠える犬は噛まない」など
個性的な俳優です。

この映画は、「イルマーレ」に続いて
アメリカでリメイクされるそうです。

その他の韓国映画では、キム・ギドク監督の作品が
おすすめです。

「進路は 北北西に とって食う」



  


Posted by しんちゃん at 15:43Comments(3)映画

2007年01月17日

「二十四の瞳」

ビデオを見ました。
「浮雲」「放浪記」もよかったが、
やはり、高峰秀子といえば「二十四の瞳」の大石先生である。
小豆島の学校に大石先生が赴任し、12人の子供との心の交流が始まる、
ストーリーは、50以上の方はご存知だと思います。
木下恵介監督の反戦映画とも言える作品です。
高峰秀子は、「人間住所録」などのエッセイも実生活もさわやかで、
私の好きな女優のひとりです。


  


Posted by しんちゃん at 00:05Comments(1)映画

2007年01月12日

失われたアーク(石棺)

戦後、仁徳天皇陵の竜山石の石棺が、アメリカ軍に持ち出された噂があります。
映画インディー・ジョーンズ「失われたアーク」は、世界を支配するため、アーク
(石棺)の争奪戦が展開されます。
現在は、アメリカが世界を支配しています。
ということは、ボストン美術館の地下に竜山石の石棺が眠っている。

ヒマなので、こんな妄想が浮かびました。
誰か、小説にしてください。

写真は、高砂教育センターにある石棺(竜山石)のフタです。

  


Posted by しんちゃん at 17:48Comments(1)映画

2006年12月09日

「道」

亡き父は、映画が好きでした。
その影響で、小学生の頃から「スクリーン」を読んでいました。
中学生の頃、NHKでフェリーニ監督の「道」という旅芸人の映画を見ました。
ジェルソミーナの、けなげだが不幸な身の上。
ザンパノの、横暴なふるまいと、悲しみのラストシーン。
ニノ・ロータの、哀愁に満ちた音楽。
今でも、私の中でベストワンの映画です。

今年の初めに、俳句にしたところ、神戸新聞に載りました。

「冬の海 ジェルソミーナの影探す」
            (伊丹公子選)  


Posted by しんちゃん at 22:18Comments(1)映画